某日、岡山県白石島にて永江組『リゾートバイト』撮影。楽しかった永江組も本日が最終日。昨夜あんなに眠かったのに、6時と8時に目覚める。年取って長い時間眠れなくなっているんだな。結局10時に起きる。浜で日本財団が子供のゴミ拾いを中継していた。その様子を眺めながら、隣の原田さんと話す。部屋に戻って、パッキングしなきゃいけない事に気付いた。あーあ、楽しかった白石島ともお別れか。今度は倅を連れてきたいなあ。昼飯を久しぶりに食う。「おたふく」のご主人が作ってくれたチキンカツ。どうしても我慢できなかった。昼、原田さんからシーカヤックを借りて照明部の清水さんと白石島一周。早坂さんや永井さんもやりたがっていたが、昼に来なかったので二人旅。島を出てしばらくは水面も穏やかで漕ぎやすかったが、半周したあたりから船の波をもろに受ける。漁船やクルーザー、フェリー、タンカー、様々な波を受けたがそれも面白かった。白石島の港あたりは潮目が逆で、なかなか進まないで苦労した。全周約10キロの島だったが、1周するのに2時間半。途中2回、洞窟探索をしたので漕いでいたのは2時間か。シーカヤックは初めてでも漕ぐ事ができるし、沈もしない。水面と視線が近いから、風景が新鮮。とても楽しかった。午後は、あおいとたくちゃんとひかると、ルアー釣り。ルアーは初めてだったし、そもそも午後だったので全く釣れず。途中から日光浴に切り替えた。7時に全体の集合写真。しばらく空くので部屋に戻ってパッキング。23時現場入り。朝4時まで撮影。主演の伊原六花さんとおしゃべり。無責任に書くが、数年後にNHKの朝ドラのヒロインとかやってそうな器だな。明るくざっくばらんでいい。オールアップのコールで挨拶したが、上手い事言えず。でも、ホントに気持ちいい撮影でした! ありがとー!
某日、朝9時に起床。最終パッキングをして、9時半にチェックアウト。お世話になった「おたふく」の皆さんに挨拶して、10時出航のフェリーヘ。乗船員のおじさんからも挨拶される。さらば、白石島! 笠岡から山陽線で岡山へ出て、新幹線で東京へ。ウラジーミル・ソローキン著『23000』を読み終わる。「氷三部作」を全て読み終え、改めてソローキンの面白さに驚く。ソローキンの全作を読みたいが、翻訳されるだろうか。すごい作家だと思うんだけどな。倅とカミさんが駅まで迎えにきてくれた。半月会わなかっただけで倅の背が伸びた気がする。そのまま実家へお土産の白石ソーメンと味のりを届ける。伸也が来ていて、「乾電池の朗読会面白かったよ」と報告を受ける。会場で西本さんや水澤さんと会ったそうで、よかった。うちに帰ると、ムッちゃんやタロはすぐにすり寄って来たが、チョメはアタシを見て逃げ出した。やー、半月会わなかっただけで忘れちまったのか? 薄情な猫だ。スイッチのリングフィットがあったので早速やってみる。ゲームだと思って舐めていたら結構キツイ。普段使っていない筋肉なのだろうか。こりゃいいや、続けてみよう。夜、倅と風呂に入って、すぐに寝てしまう。
某日、朝、チョメが横で寝ていて安心する。猫にも色々な性格があるが、チョメは臆病にも程があるぜ。倅を学校に送って、実家に顔を出す。注文していたジョン・ハント著『エベレスト登頂』、イブン・バットゥーダ著『三大陸周遊記』と、片山さんから勧められた山田参助著『あれよ星屑』全7巻を受け取る。ゼニがねえのでツケにしてもらう。甲斐性ねえ息子でゴメンよ! 午前中は井上さんとスケジュールのやり取りをして、色々溜まっていた雑務をこなす。午後、コメントを頼まれたため石井慎吾監督『風のゆくえ』の本編をパソコンで観る。アタシごときのコメントで集客が増えるとも思えないが、できる限りの工夫を凝らそうと無い知恵をしぼる。夕方、倅をお迎えに行って、一緒にリングフィット。30分の運動なのに汗が出るし、筋肉痛が出る。これはなかなか効くな。夜、山田参助著『あれよ星屑』を3巻まで読む。片山さんはこれをどう映像化しようと思ったのだろうか。言い方が悪いが、各話のエピソードは、昔の小説や映画でみた事のあるような話。現代の子には新鮮なのだろうか。って言ってもアタシも現代っ子か。
某日、内装仕事で門仲の工房。朝6時起床。電車内でマスクを外している人が増えたな。アタシも暑い時は外してしまっている。通勤読書で石川直樹著『地上に星座をつくる』を読む。ビーサン、Tシャツで満員電車に乗っていると自分の風体の異様さに気付く。今日はおばさんに足を踏まれて痛かった。工房では外用ベンチの造作と防水塗装。昼飯は抜き。体重が思いの外落ちていない。61、2キロまで落ちただろうと思って白石島から帰ったが、65キロだった。朝も昼の弁当も食わなかったのになあ。年齢とともに代謝が落ちているんだな。6時に作業を終わらせて帰る。『地上に星座をつくる』読み終わる。石川さんの本も、読むと旅に出たくなる。夜、リングフィット。腹筋がキツイ。カミさんとカネのことで揉める。収入が少ないと怒られる。でもアタシの収入なんて、ずーーーっと少ないんだから諦めりゃあいいのになあ。途中で説教に飽きてアクビしたら、手帳で引っ叩かれた。
某日、内装仕事で代々木上原。通勤読書で色川大吉著『ある昭和史』を読み始める。岡山の『隠書泊』で手に入れた一冊。先日「秩父事件」を調べていたら色川さんの著作に出会って、読んでからファンになった。骨の太い歴史学者で、憶測を纏わない誠実な文章が好き。そんな色川さんの半生を振り返りながら昭和を描く。なかなか読み応えがありそうだ。午前中は工房で什器の防水処理。昼から上原の現場で塗装の応援。現在会社では3つの内装現場が引き渡し間近で、皆が追われている。そろそろ殺伐とした雰囲気になりそう。定時で上がって、夜、マイクラをやる。うちでは空前のマイクラブーム。倅をはじめ、カミさんもアタシもハマってしまっている。カミさんなんか寝る時間を惜しんで勤しむ始末。マイクラおそるべしだな。アタシは村を発見し、その村を発展させることに生きがいを感じている。ヒトそれぞれ楽しみ方が違う深いゲームなのだ。気になっている方は是非プレイしてみてくだされ。面白いから。