某日、某組『●』撮影で秩父。えー、この日は撮影時、スタッフ間でも未だに語り継がれているらしい芝居をしたのですが、未発表配信作品のため、後日の掲載になります。すんませーん。
某日、某監督『●』撮影で秩父。この日も掲載はごじつになりやす。えー、利重さんからいいお話を聞けた日とだけもうしましょうか。お楽しみに。
某日、某組『●』撮影で秩父。連日の配信作品の撮影で日記の掲載は後日になります。すみません。こんな日記、誰も読んでねえだろうし書いてもいいだろー、と思っていたのですが、先日も撮影現場の若い異性のスタッフさんから「マツーラさん、日記読んでます」なんて告白されてうろたえました。業界内でも読んでいる方がいるっぽいので細心の注意をもってお送りしていく所存でございます。
某日、無職渡世。朝、倅を学校まで送って、実家に顔を出し、じいちゃんの送り出しをしてからカフェ・ド・クリエへ。ここ10日間くらい日記を書けずにいたので一気に書き出す。なんだかんだ忙しくて数日日記を書かないと「ま、まとめて書きゃイイや」なんて怠惰な気持ちが出てしまい、ズルズルと向き合わない日が続いてしまう。それじゃあいかんの! このうだつの上がらねえオッサンの『浪子回頭日記』ですが、思わぬ方から「読んでるよ」なんて言われて驚く事が多いのだ。舞台制作の三好さんなんかわざわざ連絡くれたもんな。今回の撮影の寿岳さんにも撮影中に「日記読んでます」なんて言われてウキウキしちゃったし、先日、鎌苅さんからも「助手の子にマツーラさんの日記を勧められましたよ」なんて言われちゃってサ。妙に業界内読者が多いんだ。や、業界の方じゃなきゃこんな日記読まねえか。皆様、このサイトの宣伝リンクからお買い物をしてくださいませ。すると、一部のアガリがアタシにバックされる仕組みなのでございますよ! 日記をマジメにトボトボと書き、午後、倅のお迎えに。倅と宿題をやって、マイクラをやる倅を温かく見守っていたらウトウトしてしまう。カミさんはわざわざメールで「役者やめるか出て行くか決めろ」「もうあなたにが決めるのを待てない。裁判されたくなけりゃ出て行け」と送ってくださる。ありがたいねえ。アタシャ決められない男なんでございます。夕方、倅と一緒に島忠で買い物。夜、一緒に風呂に入って桃鉄をやる。夜、日記の続きを書く。でもまだ、終わらない。うわあ、大変な作業だな。でも一つ気付いた事があって、日記はその日のうちに書いた方がイイと思っていたが、実はそうでもないかもしれない。過去の事を思い出しながら書く事って、きちんと話をまとめられて読みやすいのかも。臨場感はその日のうちに書いた方がいいだろうが、読みやすさは後日書いた方がまとまっているな。寝る前にU-NEXTで『ザ・パシフィック』の1話・2話を観る。
某日、朝、メダカの水換え。だいぶ水温が落ちてきて、活性が下がった。今年産まれた小メダカ達はどれぐらい冬を越せるのだろうか。トイレ掃除もやって、倅と一緒に倅の部屋も片付ける。午前中、倅とカミさんと一緒に吉祥寺で開催されているハロウィンのイベントに参加する。カミさんは一緒に行動することを激しく嫌がるが、倅と押し切る。吉祥寺に着くと、倅が腹ペコモンスターになったので「イル・キャンティ」で飯。カミさんがずーっと食いたがっていたのだ。倅はミートソース、カミさんは真夜中のパスタ、アタシはイカスミ。カミさんが倅に「倅がお腹の中にいるときは、よくこの真夜中のパスタを食べてたんだよ」と懐かしそうに語っていたが、倅は腹ペコモンスターになっていたので全く聞いていなかった。倅はキョンシーの仮装をしてイベント参加。ハロウィンイベントは登録された店舗に行って、子供がお菓子をもらうもの。吉祥寺の街をウロウロして、お店を探しお菓子をもらうだけなのだが、結構楽しかった。カミさんも行きたかったパン屋に寄れて満足げだった。イベント中は久しぶりにカミさんと普通に会話していて、安心した。夜、倅はキョンシーの格好をして実家にも顔を出す。キョンシーコスプレが気に入ったみたいだ。宅配便で、岩井俊二著『キリエのうた・檸檬色の夢』の立派な本が届く。装丁もすごく綺麗でこだわりを感じる素敵な本。岩井さんの事務所の方が送ってくれたのかな? と思いつつ、本を開くと岩井さんのサイン入りでアタシの名前まで入っていて驚いた。岩井さん、ありがとうございます。早速本を読む。アタシが演じた波田目も、映画のセリフ通りだったし、芝居の流れもほぼ映画のままな印象。もしかして、映画に即して書き直されたのだろうか? 集中して読んでいたら、部屋にカミさんがきて「アンタ、勘違いしてるだろうけどアタシは許してないし出てってもらうから」「役者やめるか、出てくか早く決めて」と言われる。もちろんどっちも嫌だし出て行くつもりもない。カミさんにそう説明すると口論になってしまう。カミさんは「もう理屈じゃなくて、生理的に我慢できないから」というが、「お互い子供を持つ親なんだから、倅が高校生くらいになるまで我慢しよう」と言ってもダメ。手をつけられない。倅がいなけりゃ別れりゃいいって話だけどさ。普段は「倅のことを1番に考えて」なんて言ってるくせに、そりゃあないぜ。いや、カミさんが言う様にアタシがオカシイのかもしれない。まあ、でも何にしろ出て行くつもりはないし、別れたくもないのだ。
某日、無職渡世。カミさんから「何故働かないのか」と詰められる。けどさ、先日送ってきたメールには、「しばらく倅の面倒を見ろ」と書いてあった。だから仕事を入れなかったのになあ。まあ、それを言ったらまた言い合いになってしまうので黙っておく。沈黙は争いを生まない。午前中、倅と所沢のスポッチャへ。週末のお楽しみ釣りスピ。メダルを入れて倅の応援をする。今日は調子がいいみたいでメダルが減らず、大物を釣り上げていっときは500枚以上メダルが貯まった。なんか、上手くなってやがるな。昼を過ぎても終わる気配がないので、一度中断してマックへ。昼飯でダブルチーズバーガーを食う。久しぶりにジャンクフードを食ったが、正直脂っぽく感じてしまった。午後、再び釣りスピ。午後は波に乗れなかったらしく、あっという間にメダルを減らして終了。さすがに倅も「左腕が痛い釣りスピの筋肉痛だ」とこぼしていた。帰って、桃鉄やって遊ぶ。夜、今月のこぼした日記分を書き終わる。笠原和夫著『昭和の劇』を読みかえす。『十一人の賊軍』についての部分。ユヴァル・ノア・ハラリ著『21のレッスン』を読む。
某日、Aさんの面会へ。我が出来過ぎたる弟・伸也が、実家のだいーぶガタのきた車で迎えに来てくれる。どれくらいのガタガタかといいますと、ヘッドライトのカバーが経年劣化で真っ白に曇ってしまいハイビームだろうがロービームだろうがあまり変わらないくらいガタがきてるのです。ガタガタカーはただでさえしんどそうに動いているのですが、体重が推定170キロ以上ある伸也が運転しているので更にしんどそう。アクセルを踏まれる度に悲鳴のような唸りを上げて進むのです。アタシにゼニがありゃあ、両親に新車を買ってあげるのだけど、そんなカネは勿論ありゃあしねえのでがす。府中で班長さんこと山本浩司さんと待ち合わせ、一路某所へ。道中、3人でバカな話をしつつ旅を楽しむ。10時半には某所で面会。班長さんが身分証を忘れてしまい今回は会えないかもと落ち込んでいたのですが、担当の方が慮ってくれて「今回は特別ですよ」なんて言って会わせてくれた。班長さんが芝居でも出したことないくらい大声で「ありがとうございます!」って言っていて驚いた。Aさんは相変わらず元気で、いつもの通りアタシなんかよりも詳しく業界事情に通じていて、驚かされた。アタシは驚いてばっかだな。あっという間に時間が来て面会終了。班長さんがバカ兄弟に昼メシを奢ってくださる。「天文本店」という、何とも立派なお店で天丼を食う。店の雰囲気にそぐわないアタシでも天丼の美味さはわかる! 美味かったなあ。班長さんご馳走様でした! 帰りの車中は滑舌が悪い班長さんと、滑舌が超絶悪いアタシが難しい言葉を言う勝負で盛り上がった。まずは、「きゃりーぱみゅぱみゅ」何度言っても言えなかったのだが、我修院達也さんのモノマネをしながら言ってみると(理由はサッパリ分からないが)言えるのだ。班長さんもモノマネしながら言ったら言えたので、万人に効果ある対処法かもしれない。「バナナの謎はまだ謎なのだぞ」これはマジで言えない。謎なのだぞってところがゆっくり言っても言えないのだ。「おじ白虎おば白虎」これは班長さんが教えてくれた言い難い言葉。こんなセリフはないだろうが、万が一こんなセリフに当たったら潔く腹を掻っ捌くしかない。班長さんと滑舌勝負になると必ずチャレンジするセリフ「ネネ様もネネ様なら、親方様も親方様だ!」これはどうやっても噛まずに言えた事がない。こんなセリフがきたら、もう諦めるしかないな。帰宅後、倅と桃鉄の勝負。一緒に飯を食ってから『G2』の撮影の為に松本へ前乗り。ホテルの部屋で久しぶりに会った岩瀬亮さんと、K監督とお喋り。オッサン3人でバカ話をキャッキャする。岩瀬さんと知り合ったのはお互いまだ二十代だったなあ。映像作品では今回が初共演と聞いて驚いた。知り合ってだいぶ経つのに、そんな事もあるんだな。しかし、Kさんと岩瀬さんと深夜まで話していたが、見事なまでに実りある話しを1つもしていなかった。なにやってんだろうなあ。
某日、某監督『●』の撮影で松本。これもいつものごとく未発表の配信作品のため、掲載は後日とさせていただきます。この日は撮影後に監督と『ジョン・ウィック4』を映画館で観てドニー・イエンさんの芝居にいたく感動したそうです。